死別後の生活で向き合う課題

1.グリーフ と向き合う

2.変化した生活に適応する

3.崩れた価値観、物事のとらえ方をもう一度考え直し、自分を作り直す


⑴様々な感情との向き合い方

大切な人を亡くした後、私たちは強いショックを受け、様々な感情やからだの反応を体験します。これらの反応・プロセスは、死別後の「グリーフ(=日本語では悲嘆)」と呼ばれています。

子どもをなくした親の多くが、これまでに経験したことのない深い悲しみや怒り、自分や他者を責める気持ち、周囲から取り残されたような孤独感、不安など様々な感情を体験し、これらの圧倒的な感情体験に戸惑い、「これから私は一体どうなっていくのか」という不安を強く感じています。

悲しみ、グリーフの形は、ゆっくり時間をかけながら、少しずつ変化していきます。

今はそうは思えないかもしれませんが、「この苦しみがずっと同じ状態で続くわけではない、少しずつ楽になる時がくるのだ」と信じてみてください。

どんな感情を感じても、そんな自分を否定しないであげてください。悲しみや怒りを感じる自分を、ありのままの自分を、そのまま受け止めて、いたわってあげてください。

⑵体調の変化

⑶家族との関係

⑷友人との関係

⑸職場との関係

⑹価値観、生き方の変化

⑺次の妊娠、出産について

「陽だまりのなかへ」

 NPO法人SIDS家族の会が刊行している小冊子で、同会のウェブサイトから購入できます(1冊500円 )。

 多くの天使ママ・パパが悩むテーマである、「次の妊娠・出産」についてまとめられたものです。もう1度、元気な赤ちゃんをこの腕に抱きたいと願う一方で、「また失うのではないか」という不安・恐怖が強くて、次に進めずにいる方は多いと思います。本を読めば答えが出るというわけではありませんが、同じ悩みをもった当事者の体験談ものっており、気持ちを整理する助けになると思います。

天使ママ・パパのためのグリーフサポート情報局(北海道)

赤ちゃん・お子さんを亡くしたご家族をサポートするための情報サイト(北海道版) 大切な赤ちゃん、お子さんを亡くされたあなたへ 深い悲しみ、苦しみとどう向き合い、どう生きていけばよいのか? 悲しみを抱え込み、ひとりで苦しまないように。 あなたの悲しみを照らす、これからの道を照らす、 小さな光、希望が見つかりますように。